天使のいる生活

 

H12.3.23

 

PICOがこの家に来てもう丸2年になる。

身体の弱い小さな子だったけど、換羽も4回して、

ずいぶんとたくましくなった。

でも鳴き方はまだまだ愛くるしい子供のまま。

ローラーカナリアのマニュアル通りの鳴き方など

しなくていいよ。

PICOはPICOだからね。

家の中にいつも天使が飛んでいる。

 

H12.4.7

 

PICOがかごから飛んできて、頭の上をくるりと旋回し、

またかごへ帰っていった。

何をしたいのかちゃんとわかっている。

以前から、PICOが廊下の鏡の前でじっと休んでいる時、

横の洗面所から私が顔だけ出して、「PICOちゃん!」と言い、

すぐに顔を引っ込めたりしていたのだ。

まるでかくれんぼのように。

それをPICOは覚えたのだろう。

あれ?今、PICOが飛んで来たのにな?と、私が不思議がる

のがおもしろいのだ。

いつか、写真立ての裏に隠れていたことがあったが、「PICOー。

どこへ行ったのー」と呼んでいると、カシャカシャと

音がし、写真立ての横からくちばしの先だけが見えていた。(^0^)

 

H12.4.8

 

鳴いている時じっと見ると、鳴くのをやめるが、ある時、

私の肩に止まり、耳元で鳴いた。

いつもの音量なので鼓膜が少々痛かったが、PICOのかすかな

吐息がかかり、とても可愛くいじらしい。

鳴き止むとくちばしで、耳たぶをカプとかんだ。

何か必死に言おうとしたんだろうか?

もうPICOのためなら、どうなってもいいやーという気になってしまう。

こんな可愛い生き物は他に見たことがない!

人間が子育てをする時、ふだんはとても愛情を感じるのだが、

時にとても憎らしく思えることもあると言います。

それは泣き止まなかったり、言うことを聞かなかったりで、

自分の思い通りにならなかった時だと思いますが、PICOには

そんな瞬間がないのです。

可愛くないところを挙げよとか、ここを直して欲しいというところ

があるかと聞かれても、一切なし。

永久に純粋で可愛い天使のまま。

 

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