カナリアの声
H10年4月1日
きのうの疲れが残っているのか、ぴ−ちゃんと呼びかけても返事がない。
青菜もあまり食べない。
また早目に寝かせてあげた。
H10年4月2日
よく寝た次の日は、とても元気がいい。
朝から何10回鳴いただろうか。ピアノの調律をしているように、出だしをトゥトゥ−
と合わせるのがおかしい。あ−あ−ただ今、マイクのテスト中、
と言ってるようにも聞こえる。
歌の途中でぴ−ちゃんの方を見ると、ぴたっとやめるのもおかしくて可愛い。
H10年4月3日
ぴーちゃん、ピーコ、ぴこちゃん、PICO。
あやしているうち、呼び方がいろいろになってきた。
H10年4月5日
鳥かごをちょっとあけたすきに、ぴ−子が出てしまった。
大急ぎで部屋のドアというドアを閉める。
1回、2回と旋回し、廊下のドアにぶつかってしまった。
あまり早く飛べないのが幸いして、軽く当ったので、よろよろとその場に
へたりこみ、てへへ…というような顔でこちらを見ている。
ああ良かった。ぴ−子が怪我をしたら、ママはとっても悲しい。
一度飛んで見たかったのね。
でもお空はまだだめよ。おうちへ帰って来られなくなるからね。
H10年4月6日
最近何だか鳴き方がおかしい。
横山ホットブラザ−ズの、のこぎりソング、「お〜ま〜え〜は〜あ〜ほ〜か〜」
と言ってるようにも聞こえる。
「おっぺけぺっぽっぺっぽっぽ・」という時もある。
何なのこれは?笑っちゃうね、ぴ−ちゃん。
きのう、頭をぶつけておかしくなったのかしら。
犯人は夫であった。
くちぶえでおかしなメロディを吹き込んだらしい。
カナリアは、インコのように言葉をしゃべるということはないが、
メロディは真似るみたい。
H10年4月8日
ぴ−ちゃんの青菜をかじるふりをすると、口をあけ、羽根を広げて威嚇する。
足で青菜を押さえつけ、これは僕のもの!!と言ってるよう。
本当にかじったら、羽根をばたつかせ、わあああ〜!とくちばしで突っつきに来た。
はいはい。これはぴ−ちゃんの大事なお食事だもんね。
H10年4月15日
「ぴるる」最近、良くこういう鳴き方をする。
そうだ!!
新作のCD-ROMのタイトルはこれに決まり。
カナリアと遊ぼう(仮称)の部分に「Pilulu」と入れてみると、
パソコンの画面のぴ−ちゃんが生き生きとして見えた。
H10年4月17日
きゅうり、キャベツ、レタスと何でもよく食べる。
中でもきゅうりがお気に入り。青菜と一緒に入れても、きゅうりしか目に入らない。
目を離した時に、カンカンカンと大きな音がしたので、何?と思って見ると、細長い
餌箱に顔を突っ込んで抜けなくなり、小さな頭を振っていた。
HA・HA・HA……
毎日気分を和ませてくれる。
餌箱が遠い時や、餌が少なくなって食べにくい時は、
くちばしで一生懸命、手前にしようとする。なかなか知恵が働くみたい。
H10年4月20日
鳥かごの外に取り付ける水浴び器を買ってきた。
全く入る様子がないので、無理やりだけどそっと入れてみる。
わ〜!冷たい! そんなせりふが頭の上に出てるみたいに、バタバタと一目散に
飛び出して、下にうずくまってしまった。
羽根を広げ、はあはあと小さな身体全体で呼吸している。
そうか。 いきなり水風呂に入れられたみたいなものね。
背中がいじけているようにも見えるが、すぐ機嫌が良くなり、また元気良く
ぴょんぴょんと、止まり木を飛び始めた。
PICO、ごめんね。許してね。ベランダで少し日光浴しようね。
暑くなったら、自主的に水浴び器に入りなさい。
H10年4月21日
水浴び器に少しぬるめのお水を入れてあげた。
また、PICOをつかんで、そっと入れてみると、今度は暴れなかった。
腰湯しているように、ずっと浸かっている。
気持ちよさそう。
しばらくじっと何か考えているみたいにも見える。
出てきたら、羽根が重くて上の止まり木に飛び移れず、ぼてっと下に落ちてしまった。
ぶるんぶるん、と羽根を乾かし、よっこらしょっと下の止まり木に乗る。
H10年4月25日
カナリアの本を見ると、PICOは、巻毛カナリア、ローラーカナリア、
ボンテンカナリアのいずれにも似ている。
巻毛ボンテン鳴きローラーだね。