また、いつのまにか日差しが強くなり、お前がいなくなって

何回目かの夏がやってくる。

雪のように真っ白な肌が灼けるのを気にして、

お前はいつもパラソルを差していた。

俺はお前の視線の中、安心して時を過ごしていた。

今確かに生きているという、こみあげる何かが、

常に俺を幸福にしていた。

 

人として生まれてきて、誰かに出会うまでは、

人は不完全な生き物なのだろう。

お前に出会えた奇跡を、俺は決して無駄にはしない。

 

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